【卓球】【卓球歴20年以上が解説】ペンホルダーの始め方|ラケット・ラバー・練習方法まで完全ガイド

卓球

訪問いただきありがとうございます。

卓球歴20年以上、日本式ペンホルダー・表ソフトでプレーしている、たかしです。

私はこれまで、日本式ペンホルダーを使って練習や市民大会に出場してきました。

現在も週2回ほど卓球をしています。

ペンホルダーを始めたいと思ったとき、

「日本式と中国式、どちらを選べばいいの?」

「ラケットやラバーは何を選べばいい?」

「ペンホルダーはバックが難しそうだけど大丈夫?」

「最初はどんな練習をすればいい?」

と迷う方もいると思います。

私自身、20年以上ペンホルダーを使ってきましたが、最初から何でもうまくできたわけではありません。

特にペンホルダーは、シェークハンドに比べて使っている人が少ないため、分からないことを相談できる相手が少ないと感じることがあります。

この記事では、一般的なペンホルダーの説明だけではなく、私が20年以上日本式ペンホルダーを使ってきた経験から、

  • ペンホルダーにはどんな種類があるのか
  • ペンホルダーのどこに魅力を感じているのか
  • 持ち方で意識していること
  • ラケットやラバーをどう考えているのか
  • 最初にどんな練習をすればよいのか
  • ペンホルダーでバックをどう考えているのか
  • ペンホルダーでも試合で勝てるのか

について紹介します。

これからペンホルダーを始める方の参考になればと思います。

ペンホルダーにはどんな種類がある?

ペンホルダーには、大きく分けて日本式ペンホルダーと中国式ペンホルダーがあります。

日本式ペンホルダー

日本式ペンホルダーは、主にラケットの片面にラバーを貼って使うタイプです。

私が20年以上使っているのも、この日本式ペンホルダーです。

日本式ペンホルダーでは、フォアハンドを中心に攻撃するスタイルを作りやすいと私は感じています。

一方で、バック側にボールが集まったときにどう対応するかは、シェークハンドとは違った考え方が必要になります。

私の場合は、フォアハンドだけでなく、バック側ではショートを使って相手に打ちにくいボールを出すことを意識しています。

中国式ペンホルダー

中国式ペンホルダーは、シェークハンドに近い形状で、両面にラバーを貼って使うことができます。

裏面打法を使いたい方には、中国式ペンホルダーが選択肢になります。

中国式ペンホルダーの場合は、裏面打法によってバック側からも攻撃しやすいという特徴があります。

ただし、「中国式だから初心者向き」「日本式だから難しい」と単純に決める必要はないと思います。

自分がどのような卓球をしたいのかを考えて選ぶことが大切です。

私が感じるペンホルダーの良さ

少数派であること

私が20年以上ペンホルダーを使ってきて感じる一番の良さは、少数派であることです。

シェークハンドを使っている人は多いですが、ペンホルダーを使っている人はそれほど多くありません。

特に若い世代の選手になると、ペンホルダーと対戦した経験が少ない選手もいると思います。

これは、試合では一つの武器になると私は考えています。

普段からシェークハンドの選手と練習している人でも、ペンホルダー独特のボールには慣れていないことがあります。

特に私が使っているショートは、使っている選手自体が少ないです。

そのため、相手がこれまで受けたことのないようなボールを出せることがあります。

もちろん、ペンホルダーを使えば自動的に有利になるわけではありません。

しかし、相手が普段あまり経験していないボールを出せることは、試合では大きなメリットになると私は感じています。

台上でいろいろなことができる

もう一つ、私がペンホルダーの良さだと感じているのが、台上でいろいろな技術を使いやすいことです。

例えば、

  • フリック
  • 流し
  • プッシュ
  • ショート
  • 相手の回転に合わせた返球

などです。

台上では、ボールのコースや回転、タイミングを変えることで、相手に打ちにくいボールを出すことができます。

これはシェークハンドに比べて、手首を自由に動かしやすいからだと感じています。

私の場合は、こうした台上の技術を使って相手のタイミングを外したり、次のフォアハンド攻撃につなげたりすることを意識しています。

ペンホルダーだから必ず台上が有利というわけではありませんが、私は20年以上使ってきて、台上でいろいろなことができる点をペンホルダーの魅力だと感じています。

ペンホルダーはどんな人に向いている?

私がペンホルダーをおすすめしたいのは、例えば次のような方です。

フォアハンドで攻撃するのが好きな人

私はフォアハンドで積極的に攻撃するタイプなので、ペンホルダーとの相性が良いと感じています。

「フォアで攻撃して得点したい」という方なら、ペンホルダーを選ぶ理由になると思います。

少数派の戦型を使ってみたい人

ペンホルダーはシェークハンドより使用者が少ないため、相手が普段あまり経験していないボールを出せる可能性があります。

特にショートを使う場合は、ショート独特のボールを経験していない相手もいます。

「相手が慣れていない戦型で戦ってみたい」という方には、ペンホルダーは面白い選択肢だと思います。

台上の技術を使って相手を崩したい人

ペンホルダーでは、フリックや流し、プッシュなど、台上でさまざまな技術を使うことができます。

台上で相手のタイミングを外したり、相手の嫌がるコースに返球したりして、次の攻撃につなげる卓球もできます。

ペンホルダーの持ち方

ペンホルダーは、基本的には親指と人差し指を使ってラケットを支え、残りの指をラケットの裏側に添える持ち方になります。

ただし、実際の指の位置や力の入れ方は、全員がまったく同じになるわけではありません。

私は、フォアハンドに重点を置くのか、フォアとバックの切り返しを重視するのかなど、自分のプレースタイルによって、指の位置や力を入れる部分が微妙に変わると考えています。

基本となる持ち方はありますが、その中で自分のプレーに合うように調整していくことが大切です。

手の大きさや指の長さによっても感覚は変わります。

私自身も長年ペンホルダーを使ってきた中で、自分がプレーしやすい握り方を作ってきました。

力が入りすぎていないか確認する

ラケットを強く握りすぎていると、指や手首が動かしにくくなることがあります。

フォアを打つとき、バック側のショートをするときなど、技術によって必要な力の入れ方も変わります。

まずは自分がラケットを握ったときに、必要以上に力が入っていないか確認してみてください。

日本式ペンと中国式ペンでは握り方に違いがある

日本式ペンから中国式ペンへ変更したり、中国式ペンから日本式ペンへ変更したりする場合、私が特に違いを感じるのは、人差し指をラケットにかけられるかどうかです。

日本式ペンでは、人差し指をラケットにかけて握ることができます。

一方、中国式ペンではシェークハンドに近い形で握るため、この部分が大きく違います。

そのため、日本式から中国式、または中国式から日本式へ変更する場合は、最初は違和感があると思います。

これは単純にラケットを持ち替えればすぐ慣れるというものではなく、実際にボールを打ちながら、握り方や指の使い方に慣れていく時間が必要だと私は思います。

指が痛い場合はグリップを見直す

ペンホルダーを使っていて指が痛くなる場合は、我慢して使い続ける必要はありません。

私は実際にグリップを削って調整しています。

ただし、一度削ったラケットは元に戻せません。

最初から大きく削るのではなく、少しずつ調整することをおすすめします。

グリップの調整方法については、こちらの記事で私自身が行っている方法を紹介しています。

→【卓球】指が痛い方必見!~ペンのグリップ調整方法 3種類~ | たかしブログ

ラケット・ラバーの選び方

ラケットは何を選べばいい?

ペンホルダーを始めるとき、いきなり高性能なラケットを選ぶ必要はないと私は考えています。

私自身、これまでいろいろなラケットを使ってきました。

その経験から感じるのは、「高性能だから自分に合う」とは限らないということです。

特に初心者の場合は、

  • 振りやすい
  • 扱いやすい
  • ボールが飛びすぎない
  • 自分が持ったときに違和感がない

といったことを重視したほうがよいと思います。

以前の私は、よく飛ぶラケットやラバーに魅力を感じていました。

しかし、実際に使ってみるとボールが飛びすぎてしまい、台の中に入れることが難しく感じることがありました。

そこで、飛びすぎないラケットやラバーを使うようにしたところ、私の場合はプレーが安定しました。

これはあくまで私自身の経験ですが、初心者の方にも「よく飛ぶ用具=使いやすい用具とは限らない」ということは知っておいてほしいと思います。

ラバーはどう選ぶ?

ラバーも、最初から一番高性能なものを選ぶ必要はないと思います。

私は現在、表ソフトを使っています。

スポンジは中で、ラケットも含めて、飛びすぎない組み合わせを選んでいます。

これは、私が実際にプレーしてきた中で「このくらいの弾みのほうが自分には扱いやすい」と感じたからです。

初心者の方であれば、まずは自分がボールをコントロールしやすい用具を選ぶことをおすすめします。

特に最初は、

「とにかく速いボールを打ちたい」

ということよりも、

「狙ったところに安定して返せる」

ことを優先したほうが、練習もしやすいと思います。

下の写真は、私のラケットです。

ラバーは、spectolでスポンジ厚は中、ラケットはWFSミッド(TSP製。現在はカタログに掲載無。)でどちらも飛び過ぎないものを選んでます。

人差し指が当たるところ、グリップの右側は、指が痛くないように削っています。

親指が当たるところ、グリップの左側は削ってません。

ペンホルダーを始めたら、最初に何を練習する?

ペンホルダーだからといって、最初からペンホルダー特有の難しい技術を練習する必要はありません。

以前の記事「初心者必見!卓球で最初にやるべき練習5選」でも書いていますが、私は初心者の段階では、まずミスを減らして1球でも多くボールを打つことが大切だと考えています。

そのため、最初の練習は次の順番をおすすめします。

1.フォアハンド

まずはフォアハンドを安定させます。

最初から強く打つ必要はありません。

相手のコートに安定して返すことを優先します。

フォアハンドを最初に練習するのは、基本的なラリーにつながるだけでなく、後でサーブからのフォアハンド攻撃につなげるためでもあります。

2.バックハンド、ショート

フォアハンドがある程度安定したら、バックハンド、ショートを練習します。

ペンホルダーの場合、バック側の技術はとても重要です。

ただし、最初から難しいバックハンドを完璧にする必要はありません。

まずは安定して返球できることを目指します。

3.サーブ

フォアハンドとバックハンドがある程度できるようになったら、サーブを練習します。

最初は相手のフォア側に長く出すサーブから練習し、フォアハンドでラリーできる形を作ります。

その次に相手のバック側に長く出すサーブを練習し、バックハンドを使ったラリーや試合形式につなげます。

その後、コースを変えたり、回転や長さを変えたりして、少しずつサーブの種類を増やしていきます。

4.フォア・バックの切り替え

フォアとバックの基本ができたら、フォア・バックの切り替えを練習します。

最初はコースを決めて、相手からフォア、バックと交互に送ってもらうなど、簡単なパターンから始めます。

ここでも、速いボールを打つことより、ミスを減らしてラリーを続けることを優先します。

5.試合形式

最後に、サーブ、レシーブ、3球目、ラリーを含めた試合形式の練習をします。

実際の試合に近い形で練習すると、自分の苦手な部分が分かってきます。

例えば、

「バック側に集められると苦しい」

「レシーブから攻撃できない」

「3球目のフォアが安定しない」

といったことが分かれば、そこをもう一度練習します。

このように、試合形式で問題点を見つけて、基本練習に戻るという繰り返しが大切だと私は考えています。

私がペンホルダーで意識していること

私が現在、ペンホルダーで特に意識しているのは、バック側を強化することです。

ペンホルダーは、どうしてもバック側を狙われやすいと私は感じています。

そのため、フォアハンドをさらに強くすることだけでなく、バック側で相手に簡単に攻撃させないことを意識しています。

ペンホルダーにもバックハンドの技術はあります。

しかし、ペンホルダーを使っている人自体が少ないため、バックハンドを実際に使っている人も少なく、教えてくれる人も少ないと感じることがあります。

そこで私が重視しているのが、ショートです。

ショートでは、相手に対していろいろなボールを出すことができます。

例えば、

  • 横回転
  • 流し
  • ナックル
  • プッシュ

などです。

これらを使い分けることで、相手に同じようなボールを打たせないようにすることができます。

私は、バック側に来たボールを単純に返すだけではなく、ショートを使って相手が嫌がるボールを出すことを意識しています。

特にショートを使う選手は少ないため、相手が普段受け慣れていないようなボールになることがあります。

これがペンホルダーの面白さでもあり、私が長く使い続けている理由の一つです。

バック側を完全にフォアハンドと同じような攻撃力にするのではなく、ショートで相手を崩し、甘いボールが来たらフォアハンドで攻撃する。

私は、このような形を意識しています。

ペンホルダーでも試合で勝てる?

勝てます。

私はそう考えています。

中国式ペンホルダーであれば、実際の試合でも強い選手を見かけます。

日本式ペンホルダーについても、私は20年以上使っていますが、多くの試合で負け越すような成績ではありません。

もちろん、ペンホルダーだから勝てるという意味ではありません。

卓球は、ラケットの種類だけで勝敗が決まる競技ではないからです。

技術、サーブ、レシーブ、フットワーク、戦術など、さまざまな要素が関係します。

しかし、少なくとも趣味で卓球をしているレベルであれば、ペンホルダーだから勝てないということはありません。

十分に勝つことができます。

むしろ、ペンホルダーを使っている人が少ないからこそ、相手が普段受け慣れていないボールを出せるというメリットもあります。

私は、ペンホルダーを「不利な戦型」だとは考えていません。

自分の得意な技術を作り、相手の苦手なところを狙い、ペンホルダーならではのボールを使って戦えばよいと思っています。

まとめ

ペンホルダーをこれから始める方は、最初から難しい技術をすべて覚える必要はありません。

まずは、

  • 自分に合ったラケットを選ぶ
  • 基本となる握り方を覚える
  • フォアハンドを安定させる
  • バックハンド、ショートを練習する
  • サーブを覚える
  • フォア・バックの切り替えを練習する
  • 最後に試合形式で実戦練習をする

という順番で練習してみてください。

そして、ペンホルダーならではの戦い方を少しずつ考えていけばよいと思います。

私が20年以上ペンホルダーを使ってきて感じている魅力は、少数派だからこそ、相手が普段受けていないボールを出せることです。

特にショートを使えば、下回転、流し、ナックル、プッシュなど、いろいろなボールを出すことができます。

台上ではフリックや流しなどを使って相手のタイミングを外すこともできます。

バック側を狙われても、ショートで相手が嫌がるボールを出し、チャンスが来たらフォアハンドで攻撃する。

これが私が20年以上ペンホルダーを使ってきて考えている戦い方の一つです。
ペンホルダーだから勝てないということもありません。

自分に合った用具を選び、基本技術を身につけ、自分なりの戦い方を作っていけば、趣味で卓球をするレベルでも十分に勝つことができます。

ペンホルダーは、少数派だからこその面白さがあります。

これから卓球を始める方、シェークハンドからペンホルダーに変えてみたい方、ペンホルダーで自分なりの戦い方を作ってみたい方は、ぜひ一度試してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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