訪問いただき、ありがとうございます!卓球歴(ペン表歴)11年の、たかしです。
本記事では、ペン表の対下回転のためのドライブ(前進回転)、”前陣ループドライブ”を紹介します。
「表ソフトでドライブなんてするの?角度打ちで打ってしまえばいいのでは?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もそう思っていました。表ソフトなので、回転もかからないですしね。
確かに裏ソフトほど回転はかかりませんが、バウンド後に伸びたり、横に曲がったりする変化は出せます。
また、打ち上げる打ち方なので、角度打ちよりも安定します。
点を取る技術ではないですが、つなぐための技術、変化をつけるための技術として、参考にしてみてください。
スイング方法:腰より下から開始して、額のほうへ振り上げた後、肘を体へ引き付ける
スイングは、腰より下から開始し、額のほうへ振り上げます。その後、肘を体へ引き付けます。
ドライブをかけるので、下の方から振りだすと回転をかけやすいです。
肘を体へ引き付けるのは、スイングスピードを上げるためと、スイングをコンパクトにするためです。
スイングスピードを上げるために、私はラケットを振った後からボールが飛んでいくイメージで、打っています。
前陣でのドライブなので、コンパクトなスイングでないと、戻りが遅くなってしまいます。
ボールをとらえる位置:斜め横
下回転に対するドライブは、ボールの斜め横をとらえるとミスが減ります。
下回転のボールの真ん中は回転速度が速く、横の方は回転速度が遅いです。
なので、下の図のようにボールの斜め横を打球すると、ボールの回転速度が遅いところを触るので、回転の影響を受けにくく、上に持ち上げやすいからです。
打球タイミング: 頂点~頂点から落ちたところで、体の斜め前で
打つタイミングは、頂点~頂点から落ちたところで、かつ、体の斜め前です。理由は、
- 頂点~頂点から落ちたところで打つと、ボールが高いところで打つので、ネットにかかるミスが少なくなり、安定する
- 体の斜め前で打つと、力を伝えやすいのでパワーを出しやすい
からです。バウンド直後や落ち切ったところで打ったりすることも可能です。しかし、
- バウンド直後や落ち切ったところで打つには、その感覚が必要(練習が必要)
- 落ち切ったところでで打つ=体の横辺りで打つことになり、力を伝えにくい
ので、最初は、頂点~頂点から落ちたところで打つことをお勧めします。スイング方法、ボールをとらえる位置、打球タイミングを意識して、入る感覚を掴みましょう。入る感覚を掴んでから、次に紹介する体の使い方を意識するとよいと思います。あれもこれも同時にやるのは難しいので。
体の使い方:バックスイングの時に、左足を折る
体を使って打つために、バックスイングの時に左足を折り、前にスイングするときに元に戻し、右足を少し曲げます。
下の動画で、足に注目してください。フォアハンドの動画ですが、足の使い方は同じです。
こうすることで、体の軸を振らさずに、上半身が自然にまわって(体を使って)強いボールを打てるようになります。
体を使うために「右から左に体重を移動する」と言われることがあります。紹介した方法でも、右から左に体重を移動する感じがあります。
しかし体重移動に重きを置くと体の軸が左右に振れてしまいます。すると、テンポが速くなるとついていけなくなってしまいます。
私も初めに体重移動を教わりました。しかし、上手になるにつれてテンポが速くなり、
自然と体重移動はしなくなりました(というか、できなくなりましたw)。
まとめ
本記事では、ペン表のための前陣ループドライブの4つのコツを紹介しました。
- スイング方法:腰より下から開始して、額の方へ振り上げた後、肘を体へ引き付ける
- 打球タイミング:頂点~頂点から落ちたところで、体の前で
- ボールをとらえる位置:斜め横
- 体の使い方:バックスイングの時に、左足を折る
体の使い方は、威力を出すための方法なので、他の3つを意識して感覚を掴むのが良いと思います。
以上になります。是非、参考にしてみてください!最後まで、読んでいただき、ありがとうございました!
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