訪問いただき、ありがとうございます!卓球歴10年以上の、たかしです。
回転のかけにくい表ソフトで得点する主な方法の1つが角度打ちではないでしょうか。
また、裏ソフトでもドライブだけでなく、角度打ちができると、攻撃の幅が広がります。
最近、角度打ち覚えたいけど、どうやるの?
この記事で、角度打ちの3つのコツと4ステップの練習方法を伝えるよ。
これで、私は8~9割くらいは入るようになったから、参考にしてね。
4つのコツ
コツ1:打球ポイントは「頂点~頂点から落ちたところ」
頂点~頂点から落ちたところ(下の図の赤丸部)で打球しましょう。
理由は、
- 角度打ちは、ボールが直線的に飛ぶので、高い位置で打球したほうがネットを超えやすい
- ボールの威力(回転)を弱める
ためです。
個人的には前者の方が大きいかなと感じています。
コツ2:フォアハンドよりも少し下から上へ振り上げる意識でスイング
スイングはフォアハンドと大きく変える必要はありませんが、少し下から上へ振り上げる意識でスイングします。
台と平行に振ると、回転の影響を受けやすいでが、下から振るようにすると、面が上を向きボールがラケットにひっかかりやすくなるので、回転の影響を受けにくくなります。
極端に下からラケットを振り上げようとする必要はありません。
下の図のように、少し手を下げる(真ん中の図)のに加えて、左足を内側に折る(右の図)と、自然にラケットの位置が下がります。
そこから、折った左足を元に戻しながら、フォアハンドと同じようにスイングすれば、ラケットは下から上に動きます。
台と平行にスイングしても、うまく面をつくれれば入るかもしれませんが、私は挫折しました(T T)。
それに、私はあまり面を作ることは考えてませんが、それなりに角度打ちできています。
なので、下からスイングすることをお勧めします。
コツ3:低い体勢から打つ
よく、「腰をおとす」といいますが、それです!
スタンスは広めにして、足と腰をまげて低い姿勢をつくり、その体制から打球します。
低い体制から打球することで、打球位置(ボールの頂点付近)を見極めやすくなります。
また、打つ時に体が起き上がるので、起き上がる力を使って打つことができます。
私は、これで、かなりバウンドの低いボールでも打てるようになりました。
ただ、腰を落とすので、それなりに体力は必要かと・・・。
コツ4:スイングの最後に腕を引き付ける
腕を引き付けることで、威力を出せます。
スイング方法は、【卓球】フリックの3つのコツ | たかしブログ (takashi210502-blog.comを参照してください。
ある程度のスイングスピードがないと、回転に負けてネットに落ちてしまいます。
ネットミスが多い方は、このコツを意識してみてはどうでしょうか。
参考動画
Youtubeに公開されている角度打ちの動画を紹介します。
打つところを見て、「こうやって打つのかぁ~」と、イメージをつかんでください。
また、いろんなコツも紹介されているので、参考にしてください。
唐橋卓球さん
- 頂点を捉える
- インパクトの瞬間に中指に力を入れる
- 肘を上げない
KATO卓チャンネルさん
- 姿勢を低くして目線をボールの高さに合わせる
- 体の前でインパクト
- 重心を右から左に移動させ下半身の力を加える
- 少し下から振って、少し前進回転を加える
WRMさん、酒井さん
3:23から、ミート打ちの説明が始まります。
- ラケットの角度を立てる
- 小さいスイングで弾く
- 上回転でも下回転でも同じように打つ(角度はあまり気にしない)
- 目線を落とすために腰をおとす
酒井さんのはじけるような笑顔がいいですね。(笑)
4ステップの練習方法
以下に練習方法を紹介しますが、ポイントは、最初は軽く打っても入るかを確認しながら練習することです。
強く打たないと入らない様であれば、打ち方に問題があるからです。
軽く打って入れられると、試合でも軽く打てるので、安心ですよね。
軽く打って入れられれば、スイングを早くすれば、威力のあるボールを出せます!
ステップ1:フリックで感覚を掴む
フォア前に短い下回転を出してもらい、フリックで打ちます。
フリックは、下の記事を参照してください。
「角度打ちの練習したいのに、何でフリック?」と思われたかもしれません。
短いボールを打つ場合、前に飛ばす量は少しで済みます。
なので、短いボールを打つ方が打つ感覚を掴むことに集中できるからです。
短い下回転を出すので、ボールを出す方は台の横から出すと出しやすいです。
この練習で、ラバーに引っ掛けることで、下回転を打てる感覚を掴みます。
感覚を掴むことが目的なので、最初は軽く打ち、慣れてきたら強く打ちます。
入るようになったら、クロスに打ち、慣れてきたらストレートにも打ちましょう。
ストレートに打つ時は、ラケット面を打つ方向に向けます。
最初は違和感があるので、慣れるまで練習しましょう。
ステップ2:長い下回転を打つ
フォア側に長い下回転を出してもらい、クロスに打ちます。
最初はフリックと同じ打ち方で打ち、感覚を掴みます。
感覚を掴むことが目的なので、最初は軽く打ち、慣れてきたら強く打ちます。
感覚を掴んできたら、振りを大きくし、上の3つのコツを意識して打ちます。
できるようになったら、コースを変えて練習しましょう(フォアストレート、バッククロス、バックストレート)。
ステップ3:動いて打つ
多球練習で、フォア側、バック側に交互に長い下回転を出してもらい、打ちます。
上手なカットマン(ミスしない、コースを打ち分けられる)が練習相手であれば、対人で練習できます。
多球練習ができず、相手が上手なカットマンでもない場合は、コースを決めて練習します。
例えば、下回転サーブ→バック側につっつき→回り込んで打つ とコースを決めます。
この場合、3球目で下回転を動いて打つことができます。
ステップ4:ランダムのボールを打つ
多球練習で、コースをランダムにボールを出してもらい、打ちます。
多球練習できない場合は、対人練習でコースをランダムに出してもらいます。
例えば、 下回転サーブ→ランダムにつっつき→動いて打つ です。
この場合、3球目でランダムに下回転が来るので、動いて打ちます。
まとめ
本記事では角度打ちの3つのコツと練習方法を紹介しました。
- コツ
- 頂点~頂点から落ちたところを打つ
- フォアハンドよりも少し下から上へ振り上げる意識でスイング
- 低い体勢から打つ
また、動画では、どの動画でも「強いインパクトで打つ」ことが紹介されています。
まずは、これらを取り入れてみてはどうでしょうか。
- 練習方法
- フリックで感覚を掴む
- 長い下回転を打つ
- 動いて打つ
- ランダムのボールを打つ
表ソフトの方は、強みになるので、是非挑戦してほしいです。
裏ソフトの方も、技術の幅を広がるので、挑戦してみても面白いかもしれません。
裏ソフトの場合、回転の影響を受けやすいので、表ソフトより難しい(打てるボールを見極める必要がある)可能性があります。
以上になります。是非参考にしてみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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