訪問いただき、ありがとうございます。卓球歴10年以上の、たかしです。
ラケットを買うときに、メーカのホームページやカタログを見ると、たくさんの製品が掲載されています。
なにが違うんだろう?
という方に向けて、ラケット(ブレード)の種類を紹介します。
ラケット選びの参考にしてください。
シェークハンドとペンホルダー
大きく分けて
- シェークハンド
- ペンホルダー
の2種類があります。
これらは、持ち方が異なり、それに起因した特徴があります。
シェークハンドは、握手するように持つラケットです。
特徴は、バックハンドがやりやすいことで、現在の主流のラケットです。
ペンホルダーは、ペンを握るように持つラケットです。
特徴は、手首を使いやすいので、サーブと台上技術(つっつき、フリック)がやりやすいことと、フォアハンドで威力のあるボールを出しやすいことです。
シェークハンド、ペンホルダーにもいろいろありますので、以降で紹介します。
シェークハンドの種類
シェークハンドの中でも
- グリップ
- 材質
の種類があります。
グリップ
グリップにはフレア、ストレート、アナトミックの3種類があります。
フレアは、グリップが末広がりの形状をしています。
強振したときに、すっぽ抜ける心配がないグリップです。
ストレートは、グリップがまっすぐに伸びています。
技術によって握りを変えやすいグリップです。
アナトミックは、グリップが波打つような形状をしています。
手に馴染むような形なので、しっかり握れます。
現在はフレアが主流で、バタフライのシェークハンド全種類にフレアの設定があります。
材質
ラケットは、複数の板を張り合わせてできています。
その組み合わせで
- 5枚合板:5枚の木材を張り合わせたブレード
- 7枚合板:7枚の木材を張り合わせたブレード
- 特殊素材:木材の間に特殊素材が挿入されているブレード
があります。
材質の違いにより、ボールの飛びが変わってきます。
特殊素材、7枚合板、5枚合板の順に飛びがよいです。
ペンホルダーの種類
ペンホルダーの中にも
- グリップ
- 材質
- 形状
の種類があります。
グリップ
グリップには、日本式、中国式、反転式があります。
日本式は、基本的には片面のみ使用するブレードです。
グリップが厚く、人差し指でラケットを保持しやすいグリップです。
中国式は、裏面にもラバーを貼り、裏面を使用します。
グリップが薄く、親指でラケットを保持し、バックは裏面で対応します。
反転式は、裏面にもラバーを貼り、ラケットを反転して使います。
なので、裏面側も日本式のようなグリップになっています。
現在の主流は中国式です。
材質
ペンホルダーの材質は、
- 5枚合板
- 7枚合板
- 特殊素材
- 檜単板
があります。
5枚合板、7枚合板、特殊素材はシェークハンドと同様です。
檜単板は、檜の一枚の板でできているブレードです。
独特の柔らかい打球感で、ボールはよく飛びます。
形状
形状は
- 角型:四角のブレード。日本式、反転式の形状。
- 角丸型:丸みがかったブレード。日本式の形状。
- 丸型:丸いブレード。日本式、中国式の形状。
があります。
角型は、台から離れて打ちあう選手が使用し、角丸、丸型は台の近くでプレーする選手が使用しています。
おそらく、角丸、丸型はブレードが短いので切り返しがやりやすいためと推測しています。
販売されているラケットの例(22年9月現在)
ブレードの種類を紹介してきましたが、すべての組み合わせのブレードが販売されているわけではありません。
そこで、販売されているものの例を紹介しますので、ブレード選びの参考にしてください。
まとめ
本記事では、ブレードの種類を紹介いたしました。
大きくは
- シェークハンド
- ペンホルダー
があり、その中に
- グリップ
- 材質
- 形状
の種類が複数あります。
自分の実力も変わりますので、自分に合うラケットを探すのは簡単ではないですが、いろいろ試してみるのも楽しいと思います。
以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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