【卓球】水谷選手の著書「打ち返す力」

卓球

訪問いただき、ありがとうございます!卓球歴(ペン表歴)11年の、たかしです。

有名人がどんな人か、気になることはないでしょうか。

本屋で、水谷選手の著書(Amazon.co.jp: 打ち返す力 最強のメンタルを手に入れろ eBook : 水谷隼: 本)を見つけました。

「卓球選手が本を出版するって珍しいな。水谷選手ってどんな人なのかな。」

と興味を持ったので読んでみました。

水谷選手は、卓球選手として偉大なことはもちろんですが、人としても優れているなと感じました。

本記事では、優れていると感じた内容を紹介します。

過酷なスケジュールは神経を図太くする

昔は、試合のタイムテーブルも適当だったり、そもそも時間が確保されておらず、試合前の練習が不十分な状態で試合することが日常的だったそうです。

そのおかげで、水谷選手は短時間でも調整できるようになったそうです。

私も同じような経験があります。

私は、ここ数年、仕事が上手くいってません。(T_T)

そのため、上司への報告機会が増え、報告資料の作成に追われています。

最初は、報告に向けて身構え、高い緊張で資料を作成していました。

「うまく報告できるだろうか?」という不安もあり、直前まで資料を修正してました。

そんなある日、疲れてしまったせいか、「これでいいか。もしダメでも死ぬわけじゃないし。」と割り切れるようになりました。

ここが、図太くなった瞬間かなと思いました。

なので、「過酷なスケジュールは神経を図太くする」は、プロ卓球選手も会社員も同じだなと共感しました。

お金がなければ作ればいい

水谷選手は、2012年、ロンドンオリンピック、全日本選手権、世界卓球と負け続け苦しんでいたようです。

そして2013年、自腹で邱建新さん(元木下マイスター東京の総監督)をパーソナルコーチとして雇ったそうです。しかも自腹で。

当時は24歳の水谷選手にとっては相当の負担で、ギャンブル的だったようです。

しかし、その後は結果がでて、借金生活せずに済んだそうです。

水谷選手は東京オリンピックで金メダルをとりましたが、世界中の才能ある人達が争っている中で、生き残り、勝ち抜くためには、他の人がやらないような事という意味でもハイリスクーハイリターンな自己投資が必要で、ここが水谷選手の強さの根源なのかもしれません。

私には、貯金をはたくようなリスクを取ることは真似できませんが、リスクを取らなければリターンを得られないのは、同じだなと思いました。

私は、定年後の生活について考え始めました。

漠然とですが、不安があるからです。

会社で得たスキルは、定年後は役に立ちそうにないので、新しいスキルを身に付ける必要があると感じています。

そのためには、時間とお金をかける必要がありますが、相応の結果を得られない可能性もあります。

しかし、このまま何もしないのでは、何も変わりません。

定年後のより充実した生活(リターン)を得るために、かけられる範囲で時間とお金をかけたい(リスク)です。

最大の武器は「自由」「お金」「知名度」「若さ」

水谷選手は20代の頃から引退したときに、この4つをそろえられれば完璧だと思っていたそうです。

「自分にしかできない仕事を探し、私はこれから新しいビジネスに果敢に挑戦していく。」とも述べています。

これらに加えて私が思う水谷選手の素晴らしいところは、「リスクをとって行動できる」ことだと考えます。

「若い」ので、何度でもリスクをとれます。しかも、大きなリスクもびびらずに取ることもできます。

なので、上手くいく可能性も高いのではと考えます。

私は現時点ではリスクもあまりとれませんし、行動力も低いです。

少しずつでも、これらを高めていきたいです。

取引先との雑談

水谷選手は

「取引先との世間話は、メチャクチャ大事です。」「趣味の話で盛り上がれる関係性が築けていれば、仕事の話なんてツーカーであっという間に決まります。」

と述べています。

私は、雑談が好きなので仕事中に雑談しますが、雑談に関係性を計る効果があるとは考えていませんでした。

相手によって、盛り上がったり、盛り上がらなかったりします。

話す回数を重ねるごとに、雑談が盛り上がる人もいれば、何回話しても盛り上がらない人、最初から盛り上がる人もいます。

盛り上げたくない人もいますが・・・。 w

考えてみると、盛り上がる人の方が仕事はしやすいです。

雑談しやすいということは、話がしやすい(意思疎通しやすい)ということだからでしょうか。

雑談が盛り上がる人はいいのですが、盛り上がらない人は接し方を工夫したいです。

10年後、20年後なんて考えなくてもいい

水谷選手は

「10年後、20年後の自分の人生なんて、別に今から想像しなくてもいいと思います。」「今を完全燃焼することが大事ではないでしょうか。」

と述べています。

私は、これを鵜呑みにするのは違うのではないかと考えています。

水谷選手も少しは将来のことを考えています。

例えば、前述のように、20代の頃から引退後のことを考えています。

ただし、水谷選手にとっては、”将来のこと”というよりも”やりたいこと”なのかもしれません。

だから、

「現時点でやりたいことが明確な場合や、将来に不都合が生じる可能性が高い場合は、それに向かって今を完全燃焼することが大事。」

という事だと解釈しています。

ただし、やりたいことが明確な人って、かなりいるような気がします。

水谷選手は、やりたいことが明確なようで、本の中でも「新しいビジネスに果敢に挑戦していく」と述べています。

何をやるかまでは書かれていませんが、本にこう書かれているということは、ある程度決まっているのでしょう。

一方、私は、やりたいことは明確ではありません。

今の仕事は、得意だった物理が役に立つ方向に進んだ結果です。

物理も、定期テストで100点満点中の3点をとったことがきっかけで勉強し、逆に得意になりました。

なので、今の仕事は、不満はありませんが、やりたかったわけではありません。

やりたいことを考えてみても、でてきません。w

みなさんはどうでしょうか?

ちなみに、私は本(世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド | 八木 仁平 | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon)を買って、やりたいことを探索中です。w

私としては、水谷選手の言葉に、

「将来の事を無理に考える必要はない。ただし、情報収集は必要。」

ということを付け加えたいです。

本やインターネット等で、将来の事を調べることで、やりたいことや将来の不都合が見えてくる可能性があると考えるからです。

まとめ

本記事では、水谷選手がどんな人なのかを知るために、水谷選手の著書「打ち返す力」を読み、私が気になった内容を紹介しました。

水谷選手は、偉大な卓球選手であるとともに、優れた人物でもあると感じました。

水谷選手は卓球漬けの毎日だったと思いますが、そこでの経験をビジネスに適用できるようにとらえているところが優れていると感じました。

更に、水谷選手は大きなリスクをとることもできるので、大成功する可能性もあるのではないでしょうか。

今後も水谷選手に注目します。

本には、他にもビジネスに役立つ考え、目の病気の事、張本選手の事等、興味深い事が書かれているので、お勧めです。

以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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