訪問いただき、ありがとうございます。卓球歴10年以上の、たかしです。
卓球にはいろんな技術があります。
どんな技術を練習すればいいのかな?
また、YouTubeやテレビの実況の方が、「〇〇が、相手に効いているようです」と言ったときに
〇〇って何?どんな技術?
という方に向けて、本記事では、様々な技術を説明します。
練習する技術を考えたり、卓球中継を楽しむための参考にしてください。
主な技術の種類
- サーブ
- レシーブ
- ドライブ
- ブロック
- フリック
- チキータ
- つっつき
- カット
- スマッシュ
- ロビング
では、それぞれの技術を説明します。
どんな技術か見ていただけるように動画を掲載しています。
「こんな打ち方なんだ~」と思っていただければと思います。
サーブ
一球目です。
サーブにもいろんな種類があります。
詳しくは、こちらをご覧ください。
基本的には、ボールの回転方向で分類されます。
【卓球】これでわかった!サーブの種類と特徴 | たかしブログ (takashi210502-blog.com)
サーブには細かいルールがあり、
- トスの高さは16cm以上
- トスを上げる前は、手のひらを開く(ボールを握ってはいけない)
- 打つ瞬間を隠してはいけない
という、細かいルールがあります。
試合の途中で、このあたりの違反で、注意されている選手も、たまにいます。
レシーブ
サーブを返球することです。
ドライブ
ボールに前進回転をかけて返球する技術です。
前進回転がかかっているため、相手のコートについた後、ボールが伸びます。
更に細かく分類すると、スピードドライブ、パワードライブ、ループドライブがあります。
スピードドライブ、パワードライブは、威力のあるドライブです。
点を取るために、強打されたボールです。
男子の試合では、卓球台から離れて打ちあう場面がありますが、そのときは、ドライブで打ちあっています。
ループドライブは、すこし山なりでゆっくりのドライブです。
相手の返球がよく(返球された場所が、自分から遠い等)、強く打てず、とりあえず相手のコートに返すボールです。
スマッシュ
回転はあまりかけず、強く打つ技術です。
最近の試合では、スピードドライブ、パワードライブで強打することが多いので、あまり聞かないかもしれません。
ブロック
強く打たれたボールを止める技術です。
相手に攻められたときは、ブロックで防御します。
とりあえず返すだけでは、連続で攻撃されてしまいますが、
相手のいない場所や、打ちにくい場所を狙えば、得点できたり、甘いボールが返ってきたりします。
フリック
短い台上のボールを、打つ技術です。
「払い」とも言います。
短いサーブ、ストップ(下で説明してます)が甘いとき、フリックで攻撃します。
先に攻撃するための技術とも言えると思います。
チキータ
短い台上のボールを打つ技術ですが、バックハンドで横回転をかけて返球する技術です。
フリックと同じで、先に攻撃するための技術です。
レシーブから攻撃する時に、使われます。
回転がかけやすいので、相手のサーブの回転に関係なくかけ返すことができるので、必須の技術です。
ペンではやりにくいので、シェークならではの技術です。
ウィキペディアによると、「チェコのピーター・コルベルが考案し、ボールがチキータバナナのように曲がることから名付けられた。」そうです。
そんなわけで、ピーター・コルベル選手の動画を掲載します。
動画の最初の方で、短いサーブをバックでレシーブしていますが、それがチキータです。
つっつき
ボールに下回転をかけて返球する技術です。
主にレシーブで使われます。
下回転がかかっているので、つっつきか、ドライブで返すことが多いです。
基本的には守備的な技術ですが、コースを狙ったり、スピードを速くすることで、攻撃的にもなります。
日本や世界のトップレベルではあまり見かけないかもしれません。
理由は、ボールに威力がなく、かつ、長いボールなので、先に攻撃される可能性が高いからです。
ストップ
つっつきと同じで、下回転をかけて返球する技術ですが、短く返球します。
短くて下回転がかかっているので、ストップ、つっつきで返すか、チキータ、フリックで返すことが多いです。
つっつきよりも、ストップのほうが、トップレベルの試合で使われていると思います。
短く返球するので、強く打たれにくいからだと思います。
カット
ドライブやスマッシュされたボールに下回転をかけて返球する技術です。
最近では、カットを主に使う選手(カットマン)は世界のトップにはなれないようで、youtubeやテレビで見かけることは少ないです。
日本の選手だと、佐藤瞳選手がカットマンです。
なので、佐藤瞳選手の試合動画を掲載します。
台から離れて、ゆっくりしたボールを返球していますが、それがカットです。
ロビング
台から離れたところから、高く打ちあげて返球する技術です。
高く打ち上げることで、相手コートに落ちるまでに時間を稼げます。
その間に、自分の体勢を整え、相手の返球に備えます。
ロビングも前進回転をかけたり、コースを狙うことで、簡単には打たせないように工夫します。
これで、チャンスを待ち、反撃します。
ロビングと言えば、水谷選手ではないでしょうか。
というわけで、水谷選手の動画を掲載します。
水谷選手が、卓球台から離れて、ふわっとしたボールを返球しています。
それが、ロビングです。
注意事項
それぞれの技術はフォアでもバックでも行います。
例えば、フォアドライブであれば、フォア側のドライブですし、
バックドライブであれば、バック側のドライブです。
試合の実況では、フォアやバックは省略されることもあります。
まとめ
本記事では、技術の種類と、それぞれについて説明しました。
- サーブ
- レシーブ
- ドライブ
- ブロック
- フリック
- チキータ
- つっつき
- カット
- スマッシュ
- ロビング
試合観戦や、技術を覚えるのに役立てていただければと思います。
以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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