訪問いただき、ありがとうございます!卓球歴10年以上の、たかしです。
皆さん、道具沼にはまってませんか?
道具沼とは、道具を選びきれずに、次々に買い替えていくことです。
道具沼にはまってる人は、
卓球部に入ったけど、ラケット何買えばいいかなぁ
ラバー変えたいけど、どんなのがいいかなぁ
という悩みを持ってるのではないでしょうか。
そんな方に向けて、ラケット選び方と具体例をご紹介します。
ラケットは、ブレード(土台となる木材の部分)とラバー(表面のコムの部分)で構成されています。
選び方
- 最初は飛ばないラケットを選ぶ
- ある程度技術を習得したら、自分のやりたいことに合わせてラケットを選ぶ
です。
最初は飛ばないラケットを選ぶ理由は、2つあります。
1つ目は、相手コートに入れやすいからです。
具体的には、
- 卓球はボールを相手のコートに入れる必要があります。
飛ぶラケットでは、オーバーミスしやすい。 - 卓球は回転をかけます。
回転をかけるには、早くスイングする必要がありますが、飛ぶラケットでは早くスイングするとオーバーミスしやすい。
からです。
2つ目は、低価格だからです。
卓球を始めてみて、向いてないなと思うこともあるかもしれません。
その場合のダメージは少ない方がいいですよね。
飛ばないラケットで、技術を習得し試合に出るようになると、「もう少し〇〇したいな」と考えるようになります。
その場合、目的に合ったラケットを選びましょう。
具体例
これから卓球を始める場合
上で述べたように、飛ばないラケットを選びます。
飛ばないラケットは、各メーカのサイトに掲載されている性能表で分かります。
Nittakuの場合、ラバー、ブレードに対し、下のような性能表(2022年カタログより抜粋)があります。
裏ソフトの場合、黒四角のあたりがお勧めです。
どれを使っても、大きく性能は変わらないと思います。
迷う場合は、
- メーカ推奨のもの
- 店員さんに相談してみる
- ネット上のレビュー、口コミを参考にする
で、選ぶとよいと思います。
ちなみに、Nittakuカタログでは入門者用として
- ブレード:サナリオンS
- ラバー:ルーキング、インセプション
が推奨されています。
ラバーのスポンジ厚みは、厚いものは飛ぶので、「中」がお勧めです。
私のお勧めは、WMRさんの初心者セットで、
- ブレード:Timber5 OFF
- ラバー:GTT45(表)、Apollo5超極薄(裏)
特徴は、Apollo5超極薄です。
極薄なので全然飛ばず、回転をかける感覚を覚えやすいことです。
レシーブを入れやすくしたい
レシーブを入れやすくするためには、
- 飛ばない
- 回転の影響を受けにくい
ラケットにします。なので、
- スポンジを薄くする
- スポンジが固いラバーにする
- テンション、粘着ラバーではないラバーにする
- 合板のブレードにする
が挙げられます。
上で紹介したApollo5超極薄は、極薄なので回転の影響を受けにくいのでレシーブを入れやすいです。
回転量を上げたい
使用中のラケットできちんと回転がかけれているのであれば、より回転のかかるラケットにします。
- スポンジを厚くする
- スポンジが柔らかいラバーにする
- 粘着ラバーにする
が挙げられます。
Nittakuの場合、下のラバー性能表の中で、粘着ラバーは黒四角部と黒線部です。
お勧めは、黒四角部のものです。
黒線部のものは、スポンジが硬いので慣れが必要です。
使用中のラケットで回転がかけられない場合は、感覚を掴みやすいラケットにします。
- スポンジを薄くする
- スポンジが柔らかいラバーにする
が挙げられます。
ボールのスピードを上げたい
飛びのいいラケットにします。
- スポンジを厚くする
- テンションラバーにする
- 特殊素材入り、単板のブレードにする
が挙げられます。
コースを狙いやすくしたい
ラケットの飛びを抑えます。
- スポンジを薄くする
- スポンジが柔らかいラバーにする
- テンションではないラバーにする
- 合板のブレードにする
が挙げられます。
トップ選手と同じ道具を使いたい
トップ選手が使っているラバーは
- ディグニクス
- テナジー
- ファスタークG-1
等が挙げられ、ブレードは
- 伊藤美誠カーボン
- 張本智和インナーフォース
等が挙げられます。
好きな選手が何を使用しているか、調べて購入しましょう。
ちなみに、ファスタークG1、伊藤美誠カーボンは伊藤美誠選手が使用しているラケットです。
表ソフトの場合
考え方は、同じです。
前陣でプレーすることが多いので、飛びを抑えたラケットがよいです。
なので、ブレードは
- 合板で板厚のブレード
がよいです。
ラバーは
- スポンジ厚は厚くらいまで
がよいです。
表ソフトラバーは、縦目、横目があります。
縦目は粒が縦にならんでおり、横目は粒が横にならんでいます。
横目の方が、回転をかけやすいです。
裏ソフトから表ソフトに変える方や、ドライブを使う方は横目を選ぶとよいと思います。
これから卓球を始める方や、ナックルを重要視する方は、縦目を選ぶとよいと思います。
ナックルを重視する方には、変化系表の選択肢もあります。
下に挙げたSpectol S1は縦目、VO102は横目のラバーです。
マルティは、合板で板厚のブレードです。
粒高の場合
粒高は、飛ばない守備的なラバーです。
なので、ブレードも合板のものがよいです。
慣れてきて攻撃ができるようになってきたら、スポンジを厚くしましょう。
粒高には、スポンジなしのラバーもあります。
スポンジがないので、全然飛びません。
スポンジなしは、シェークで裏面に貼り「バックは守備」と割り切っている方やカットマンの方が使用するとよいと思います。
下に挙げたCurl P3は、オードソックスな粒高で最初に使うのにお勧めです。
ここから、自分のスタイルに合ったものに変えていきましょう。
まとめ
本記事では、ラケットの選び方をご紹介しました。
最初は飛ばないラケットにし、ある程度技術を習得したら、目的に合ったラケットにします。
具体的にどの製品にするかは、考え方に加え、
- ネット上のレビューや口コミ
- 使っている方に使わせてもらう、使用感を聞く
- メルカリ等で中古品を安く入手して試打する
- 値段
等で選ぶとよいです。
私は「使ってみないと分からない」という考えなので、ある程度ネットで調べ、勢いで買います。w
以上になります。最後まで読んできただき、ありがとうございました。
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