訪問いただき、ありがとうございます!卓球歴(ペン表歴)11年の、たかしです。
スポーツには、データが活用されていますが、
「卓球も科学的な研究がおこなわれているのだろうか?」
と、思ったので、Google Scholarで検索してみました。
すると・・・・出ました!卓球に関する論文が!!
その中で、サーブの回転数に関する論文がありましたので、そこから推定されるサーブに充分な回転数と回転数の測定方法を紹介します。
私が推定する、サーブに充分な回転数は50rps
”卓球におけるワールドクラス選手のサービスの回転数”、”競技レベルごとの卓球サービスの回転数”によると、サーブの回転数は図のようになっているそうです。
図の左側の黒線のグラフは、2009年の世界卓球選手権に出場した選手(男子8人、女子8人)のサービスの回転数です。
縦軸が回転数でrps(1秒間あたりの回転数。50rps = 1秒間に50回転。)です。
横軸は、各選手です。
グラフ中の●は、サービスエースのときの回転数です。
図の右側の赤線のグラフは、地方レベルのサービスの回転数です。
地方レベルの大会で最も多かったサーブの回転数は40~50rpsです。
ここで、50rps以下での、世界卓球選手権でサービスエースがどのくらいあったか数えてみると、
50rps以下のサービスエース数/全サービスエース数 = 24/32 = 75% です。
ということは、サービスで50rpsが出せれば、回転数は充分(悪いサービスではない)と言えるのではないでしょうか。
また、これは地方レベルの選手でも出せている回転数でもあるので、私にとっても皆さんにとっても非現実的ではないように思いました。
じゃあ、「自分の回転数はいくつなんだろうか・・・・・」と、次の疑問が湧いてきました。
回転数は、CASIOのデジカメで計測できる らしい
”卓球におけるワールドクラス選手のサービスの回転数”によると、回転数は、
”回転数を明らかにしたいボールの近くにカメラ(CASIO 社製,EX-F1,あるいは,CASIO 社製,EX-FH100)を敷設し,
1000fps(画像サイズは224×64画素)以上のフレームレートで撮影するという方法で可能であることを確認している.”
と書かれています。
そこで、1000fps(224×64画素)以上のフレームレートで撮影できるデジカメを調べてみると、 2021.11.27時点、Amazonでは、
EX-F1 142998円
EX-FH100 4544円
EX-ZR1800 16800円
となっています。EX-F1は一眼レフカメラなので桁が違いますが、それ以外はカメラとしても特に高価なわけではなさそうです。
私が少し調べた限りでは、1000fpsで撮影できるカメラは、CASIO製のみでした。CASIO、すごい!
これなら、卓球愛好家でも、自分の回転数を測定できそうですね!
私の小遣いでも、買えそうです。w
是非、回転数を測定してみたいと思いました。
まとめ
本記事では、私が推定するサービスに充分な回転数は50rpsで、回転数は、手の届きそうな予算のCASIOのデジカメで計測できる事を紹介しました。
しかし、残念ながら、CASIOのホームページを見ると、「コンパクトデジタルカメラの生産を終了した」と書かれていました。
「早く、買わなければ!」と思うのですが、ブラックフライデー、ユニクロ感謝祭で散財してしまったので・・・・。
買うべきか・・・買わざるべきか・・・。
眠れない夜が続きそうです。w
この記事を読んで、計測された方は、是非、結果をご連絡ください。
以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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