訪問いただき、ありがとうございます!卓球歴(ペン表歴)11年の、たかしです。
卓球には、大きく分けて2つの練習方法があります。
- 多球練習
- 対人練習
です。
「どっちで練習するのがいいの?」と思われるかもしれませんが、どちらにも良い点、悪い点があります。
本記事を参考に、最適な方法を検討いただければと思います。
多球練習
多球練習は、多くのボールを使って送球者がボールを出す練習です。動画を参照ください。
短い時間で多くのボールを打つことができるので、効率的な練習です。
ただし、
- 多くのボールが必要
- ボールが散らばるので、防球ネットや球拾いが必要
- 次々とボールが来るので、ミスを気にしなくなりやすい
- 実際のボールとは、ボールのスピード、回転、コースが異なる
という注意点もあります。
1や2をクリアできるのであれば、積極的に取り入れていただきたいです。
私は、現在、初めてバックハンドを練習しています。(歳とってきて、回り込むのが難しくなってきたからですw。)
打つ感覚もない(どうやって打てば入るか分からない)状態です。
最初は、対人だけで練習していましたが、なかなか感覚を掴むことができませんでした。
ボールを打つ数が少ないのではと考え、多球練習を取り入れました。
しばらくの期間、多球練習することで感覚を掴めました。
対人練習
対人練習は、お互いにボールを打ち合う練習です。
相手が打ったボールを打つので、試合に近いボールを打つことができます。
対人練習でもっとも心がけたいのは、ミスしないことです。
理由は
- ミスするとボールを拾いに行くので、効率が悪くなる(場合によっては、練習時間よりボール拾いの時間の方が長くなることも)
- 卓球は、返したもの勝ち(8球目まででラリーが終わる確率は約90%)CATALOG | Nittaku(ニッタク) 日本卓球 | 卓球用品の総合用具メーカーNittaku(ニッタク) 日本卓球株式会社の公式ホームページ
だからです。
ミスしないようにするために、
- ラリーが続くぎりぎりの速さで続ける
- ラリーの数を数える
ことをお勧めします。
ラリーが続くぎりぎりの速さで続けることで、質の高い練習になります。
また、ラリーの数を数えることで、続ける意識が高まります。
特にお勧めしたいのは、レシーブ練習です。
私は、横回転サーブのレシーブが得意ではなく、よくミスしてました。
動画で、ミスをなくすためには、ボールをぎりぎりまで待って返球するとよい紹介されていたので、多球練習で練習しました。
多球練習ではミスが減ったものの、対人の練習では、やっぱりミスしてました。
理由は、多球練習ではボールをぎりぎりまで待てたのですが、対人では待てなかったからです。
おそらく、対人練習では、多球練習にはないサーブの一連の動作(構え→トス→スイング)があり、ボールを待つ感覚が違ったためと思います。
そこで、対人でのレシーブ練習を取り入れ、ボールを待つ感覚を修正したところ、ミスを減らせました。
また、人によって様々なサーブがあるので、いろんな人のサーブを受けるのがお勧めです。
多球練習と対人練習の使い分け
多球練習と対人練習の特徴をまとめると、
- 多球練習は、効率的。
- 対人練習は、試合に近いボールを打てる。
です。これらを踏まえると
- ラリーになりにくい練習(比較的難しい練習)は、多球練習
- ラリーになりやすい練習(比較的簡単な練習)は、対人練習
がお勧めです。
練習が難しいか簡単かは、練習者の技量と練習内容によります。
例えば、
- 初心者の方であれば、どんな練習でもラリーになりにくいので、多球練習がお勧め
- 技量があれば、「3球目攻撃→ブロック対オールフォアのラリー」といった練習は、対人練習がお勧め
です。
まとめ
本記事では、多球練習、対人練習の特徴と使い分け方法を紹介しました。
- 多球練習は、ボールを拾う必要がなく効率的なので、ラリーになりにくい練習にお勧め
- 対人練習は、ボールを拾う必要があり効率的ではないが、試合に近いボールを打てるため、ラリーになりやすい練習にお勧め
です。
多球練習できる環境が整っているのであれば、積極的に取り入れたほうが良いです。
しかし、環境が整っていない場合もあると思います。
その場合は、本記事を参考に練習方法(多球練習/対人練習)を検討いただければと思います。
以上になります。是非、参考にしてみてください!
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました!
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